スティルトンチーズ

スティルトンチーズの歴史

 イギリス原産のチーズ。アオカビで熟成されているブルーチーズタイプのものがよく知られている。ロックフォールチーズ、ゴルゴンゾーラチーズとともに『三大ブルーチーズ』と称されている。

スティルトンチーズの特徴

 強く特徴的な香りを持つ。スティルトンチーズを名乗ることができるのは、ダービーシャー・レスターシャー・ノッティンガムシャーの3州において、厳格な規定に従って生産されたものだけである。

・指定された3州においてつくられたこと。原料の牛乳は地元で搾取されたものに限られ、使用前に低温殺菌されたものであること。
・形は伝統的な円筒形であること
・それ自身の外殻あるいは皮を形成すること
・圧縮していないこと
・中心から放射状に出る繊細な青い縞模様を持っていること
・『スティルトンに特有な味の特性』を持っていること


 製造・熟成にはおよそ9週間かかる。スティルトンの特徴的である青い縞模様は、中心に空気を入れるためにステンレスの針でチーズの外皮を突き通すことでできる。
 脂肪分は35%以下、たんぱく質は23%以下である。