ルーシャン

ルーシャンの歴史

 ルーシャンとは中華人民共和国、雲南省代理ペー族自治州に住むペー族が作る伝統的なチーズの一種。ペー語では『ユンセン』という。

ルーシャンの特徴

 水牛、または牛の乳を材料に、脱脂し、酸によるタンパク質の凝固分離を行う。この状態で丸めたものは『ルービン』というが、これを薄く板状に延ばしたものが『ルーシャン』となる。これをさらに乾燥させるものもある。
 乾燥させたもlのは、油でパリパリに揚げて、塩をまぶして食べたり、細かく刻んで三道茶と呼ばれる持て成し用の茶の内、2番目に出す甘い茶に入れたりする。乾燥させないものは、切って雲南ハムなどと共に蒸して料理にしたりする。